《停念堂閑記》82
「日比憐休独偏記」17
「ご都合主義」
本日も、「停念堂閑記」に、ようこそお出で下さいました。
厚く御礼申し上げます。
本当に、よくいらっしゃいました。大歓迎で御座いますよ。
おヒマなお方、心より、大歓迎で御座いますから。
今日も、ヒマ潰しに、どうぞお付合い下さいませ。
話は、毎度の代わり映えのしない、アホくさい、バカバカしい、クダラないの三拍子を兼ね備えた、行き当たりバッタリのアホくさい、バカバカしい、クダラない話で御座います。
なぜアホくさい、バカバカしい、クダラない話なのか、と問われますと、決まってるではないですか。そんなこと。
立派な、意義深い話は、難しくて出来ないからですよ。
私だってですね、たまには、気の利いた話をしたいもの、とは思わなくはないのですよ。少しは思うことも、たまにはあるのですよ。
しかしですね、これが中々上手く行かないのですよ。
言うまでもなく、この手のことは、能力が拘ることなのです。
持って生まれた能力は、俄に、どうこうできる代物では御座いませんよ。
持って生まれた能力の善し悪しは、持って産まれたものですから。
薬やお医者さんに頼っても、血圧を上げ下げするようには、参りませんよ。
嘆いても仕方御座いませんので、精々、得手・不得手と言うあたりで、何とかならないものか、と思ったりするのですよ。
気の利いた話は、不得手なのですよ。中々出来ないのですよ。カッコいい、セリフ、言ってみたいものですなー。世間様を、一気に納得させ、アッと感動させるようなことー。
思想家のパスカルの言葉に、「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。」とあるとか。
人間は、自然の中では、か弱い1本の葦のようなものだ。しかし、それはものごとを考えることが出来る存在である。思考する存在としての人間の偉大さを言い表したものだそうですな。
カッコいいですな。「人間は、考える葦」だって。
誰彼が、めったに言えることではありませんよ。
天才は、人間は葦だ。と言うヒラメキを得たのでしょうな。
なんで、数多くある植物のなかで、葦だ、とヒラメイタのですかね。葦よりひ弱な植物など、外にも色々ありますよ。たまたま身近にあったのですかね。それとも、百科事典、植物図鑑などを調べまくった結果、葦だ、となったのですかね。
これが、仮にドクダミだ、とヒラメイタなら、「人間は、考えるドクダミである」になっちゃうのですよ。ドクダミは白い可憐な花をつけますよ。しかし、キツーイ独特の臭いがあるのですよ。この臭いが強烈です。
きっと、クサー、てなもんで、たちまち捨てられてしまいますよ。
カラオケで、渡哲也の大ヒット曲「くちなしの花」(口なしの鼻では御座いませんよ。念のために。)、「くちなしの白い花 おまえのような・・・」とやるべきところを、白つながりで良いだろうと、「ドクダミの白い花 おまえのような・・・」とやったところ、あなた、大顰蹙(ひんしゅく)をかっちゃって、女性陣から、袋だたきにあっちゃったのですよ。
やっぱり、葦でなくてはねー。葦は極めて複雑な要素を持ち合わせていますからね。
アシは、ヨシとも呼ばれるのですよ。すなわち、アシ 良くない側面と、ヨシ 良い側面の相反する要素双方を持っているのですよ。合体させるとヨシアシ、すなわち善し悪しとなるのですよ。対極に位置する相反する要素を一体の中に混在させている、実に、複雑な存在なのですよ。大関の高安みたいですなー。高いんだか、安いんだか ? ? ?
と、まー、凡人の手にかかると、コッチ方向に向かっちゃうのですよ。
また、「人間は考えるアシである」と言ったら、おまえの足には、脳ミソがあるのか。頭と足の区別がつかなくなるぞ、って言われちゃいますよ。
凡人が考えると、どうしても、こちら方向に向かってしまうのですよ。
人間は、考える葦である。編んだら葦簀(よしず)になるかなー。ちょっと、不気味だなー。
てなことで、中々、意義深い、カツコ良いことは、生み出せないのですよ。
要するに、出来ないことは、結論的に、出来ないのですよ。
出来ない事は、出来ない。判り易い論理ですなー。凡人には、もってこいです。
一方、アホくさい、バカバカしい、クダラない話の方は、どちらかと申しますとね、得意と言う分けでは御座いませんが、嫌いではないようなのですよ。これとて、大したことは御座いませんが。
出来映えを問題にしてはいけませんよ。トライすることに意義があるのです。
「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」と。
これこそ、オリンピックの精神ちゅーもんですよ。
それが、どうでしょう。勝敗に固執してしまってはいませんか。金メダルでなければ。こればっかりになった感がありませんか。加えて、金儲け、さらに、政治の道具に、なにか、世の中の基本がおかしくなって、しまってはいませんか。ちゅーの。
スポーツも、とにかく強くて勝てば良いんだ、と言うことに傾き、優勝したら自分で音頭をとって、万歳三唱する横綱、それに同調して一緒に万歳する観客、どっか基本がおかしくなってはいませんか、ちゅーの。
このごろ、世の中、基本から外れてはいませんか。ちゅーの。
基本は、あくまでも、アホくさい、バカバカしい、クダラない話によるヒマ潰しです。
要は、ヒマ潰しが、そもそもの主たる目的で御座いますから、この路線から外れなければ、おおむね良し、と言うところなのですよ。
上手・下手、有意義・無意味に執拗に、拘ってはいけませんよ。
気軽に行きませんとね。
ところで、何時も申し上げておりますように、ヒマ潰しには、擂鉢(スリバチ)と擂粉木(スリコギ)が、無くてはならない、必需品なのですよ。
まず、スリバチに、ヒマの素を適量入れまして、ヒマに任せて、スリコギで、トントン、ゴリゴリと、砕き、擂り潰していく分けで御座います。
極めて、単純な作業でありますが、これがヒマ潰しには、持って来いなのでございますよ。
皆様も、ヒマな時は、是非是非お試し下さいませ。
おそらく、すぐに、飽きてしまいますから。
但し、腹の立つことの素を入れた場合には、注意して下さいよ。
頭に来ちゃって、ついつい力を入れ過ぎて、スリバチを壊してしまう恐れが御座いますから、ほどほどがよう御座いますよ。
スリコギを振り回して、手当たり次第に、周囲に当たりちらしては、いけませんよ。
当たり散らすのは、どうぞスリバチの中だけにして下さいませ。
トントン ゴリゴリ。
さて、本日のヒマの素は「ご都合主義」で参りたいと思います。
どうして、「ご都合主義」にしたのか、ってですか。
決まっているでしょ。そんなこと、こちらの都合ですよ。こちらにも、色々と都合と言うものがあるんです。
それでは、ヒマの素「ご都合主義」をスリバチに放り込みますよ。
さー、いきますよ。
今日は、先発大谷投手では御座いませんよ。
先には、いきなり160キロ、ビューン!で、スリバチが、木っ端みじんになっちまいましたからね。ここは、大谷投手は、不向きです。
とてもトントン ゴリゴリなんて言う状況では、なくなっちゃいましたからね。
壊れたスリバチの破片を拾い集めて、接着剤でくっつけるのに中々手間ひまかかりましたから。
御陰で、ヒマ潰しにはなりましたわ。
さすがに、大谷投手は、すごい。一球でヒマ潰しの完全試合達成でしたから。アメリカでも、注目されていますね。期待されておりますねー。ガンバレー。
トントン ゴリゴリ。
一方、ここでは、全然、注目も期待もされておりませんが、ヒマな私が投げさせて頂きます。なんたってですね。極小企業で御座いますからね。何から何まで、ぜーんぶ自分一人でやらなければならないのですよ。人生は、厳しいものです。自分で出来なくなった時が、お終いです。
ほんじゃー、行きまっせー。
ポイ、コロン。
時速3キロ。しかも、ゴロ。
年寄りの歩ける早さです。
迫力ねーなー。
歳をとると、せいぜいこんなものですって。
なさけねェー!
トントン ゴリゴリ。
ところで、皆さん。最近、何か、面白いことが御座いましたか。
エッ。面白いことではなく、危ういことになりそうになった、ですって。
それは、それは、お怪我は御座いませんでしたか。
怪我は無かったけれど、かなり危なかったって、ですか。
一体、どうなさったのです。
それがね。うっかり、「停念堂閑記」を覗くところだったって、ですか。寸前の所で、留まった。
お客さん。それはないでしょ。いくらなんでも。
「停念堂閑記」だけは、とにかく、毎日欠かさず、覗いて見ないといけませんよ。これさえ見てれば、世の中には、こんなヤツがいるんだ。と思う でしょ。途端に、気持ちがすーっと、楽になるでしょー。勝ったー、と。これで、とりあえず、一日、気分良く過ごすことが出来ると言うものですよ。
「停念堂閑記」は、ヒマ潰しだけではなく、このようなことでも、世の中に貢献しているのですよ。
エッ。都合の良いこと言うなって。いいじゃありませんか。たまには。
トントン ゴリゴリ。
そちらの方は、面白いことではなく、バカバカしいことならあったって、ですか。
いいじゃありませんか。バカバカしいこと。私は、大好きですよ。
差し障りがなければ、教えて下さい。こちらは、そのバカバカしいネタ探しに、日々悩まされているのですから。お願いしますよ。
エッ、うっかり「停念堂閑記」を覗いちゃったって。
エッ。危なく落命するところだったって、ですか。
お客さん。それはちょっと、オーバーでは御座いませんか。いくらなんでも、落命までは、させませんよ。
どちらかと言えば、「停念堂閑記」見て、元気を貰った、と言う方の方が多いのですよ。こんなん書いているヤツより、自分の方が、よっぽどマシ だ。と自信がついたり、こんなヤツがいるのかと思うと、ホットするわ、と言う方の方が多いのですよ。「停念堂閑記」は、どちらかと言いますと、癒し系ですから。
エッ。勝手な都合の良いこと言うなって、ですか。
実に、バカバカしかったって、ですか。
それは、まさしくそうなんですよ。「停念堂閑記」は、世のアホくさい、バカバカしい、クダラない話の貯蔵庫ですから。
しかし、ただただバカバカしー、で終わっちゃった、としたら、それは誠にお気の毒さまで御座います。それは災難でしたなー。
何か、有意義なことが書かれているのでは、と言うような期待を持って、ここを覗いちゃったら、それは一巻のお終いですわ。慰めの言葉も御座いません。ご愁傷様で御座います。
でも、ヒマ潰しにはなったでしょ。どっか、少しっくらいは良い所もあるのですよ。
トントン ゴリゴリ。
さて、世の中には、自分に都合の良いことばっかり言ってるなー、と思われる人がちょっと多すぎる、とお思いになられませんか。
エッ。おまえがそうだって、ですか。
そう言われますとねー。たしかにねー。思い当たる節は、数々御座いますよ。
と、言う方向へ進んではダメなのですよ。
ここは、何が何でも、そんなことは、私に限って、絶対に御座いません。と徹底的に否定しないと、具合が良くありませんよ。ご都合主義者としては。
色々と、屁理屈を付けてでも、とにかく、自分にとって、好都合の方向へ話をもっていかなくては、なりませんなー。そーでなくては、ご都合主義者の資格を失いますよ。
そんな資格が、あったのかって ?
あら、知りませんでした ?
新しく出来るのですよ。
今、問題となっている働き方改革に拘って、このご都合主義者の資格をとれば、仕事の内容によって、会社へ出勤しても、しなくても、自分の都合で選択出来ることになるかも知れなくなるかも知れないんだってさ。
どうでも良いけど、言い回しがくどいよ。スキットできねーかって、ですか。たまには、こんなの混ぜても良いのですよ。眠気覚ましにね。ちょっ と、脳の動きが変化したでしょ。これが大事なのですよ。惚け防止ですよ。いつも、いつも、単調なことを繰り返してばかりでは、ダメなのですよ。簡単なこと でも、時には、態(わざ)と、ちょっとやっかいな要素を取り込んで、ややこしくして、その上でやり遂げる、と言うことをしなくてはね。脳のやつが居眠りし ますからね。起きなくなったら、大変ですよ。訓練、訓練ですよ。
トントン ゴリゴリ。
ところで、何の話をしているのだって、ですか。
何回も、言わせないで下さいよ。
ここでの話は、アホくさい、バカバカしい、クダラない話ですよ。この路線からは、一歩たりとも逸れはしませんよ。どこをどう切っても、アホくさい、バカバカしい、クダラないの金太郎飴、てなもんですよ。
大体、ご都合主義者の資格なんて、あるわけないでしょ。いくら、政府・与党が数を持っているからとは言え、こんな資格は、作らないでしょう。作らなくても、ちゃんと有資格者ばっかりなのだから。
ウソだと思ったら、国会のテレビ中継を見て御覧なさい。自分らの都合の良い事ばっかり、言ってますよ。代議士さんは、誰かの代わりに議論をする立場の方なのでしょうね。一体、誰の代表なのですかね。全く。
トントン ゴリゴリ。
人間、誰しも自分が大事ですから、自己本意になるのは、致し方無いところが御座いますよ。自分ファースト、と言うのですかね。
野球だって、ファーストはスゴイですよ。なんたって、王貞治選手がいましたよねー。「3番 ファースト 王」の場内アナウンスを聞いただけで、もー、痺れたものですよ。一本足打法で、レギュラーシーズン通算本塁打868本を記録したのですよ。スゴイですねー。
一本足で、ですよ。これが、2本足打法でやってたら、きっと2倍の1,736は打ったでしょうな。仮に3本足なら・・・。
クダラねー。調子に乗るなって、ですか。ご尤も。しかし、下らないコトを宗としております関係上、やっぱり、こっち方面にもって行きませんとね、話がまとまらないのですよ。
王さん、偉大ですなー。国民栄誉賞受賞者第一号ですよ。また、文化功労者として顕彰されてますよ。因に、文化功労者には、年金がついているとか。何処から出るのですかね。国民年金のように、よもやウヤムヤにされてはいないでしょうな。
話が、ちょっとズレちゃいましたな。ファーストへ持って行ったのが、いけなかったようですな。
トントン ゴリゴリ。
さて、本題に戻りまして、自己中心の人が、多くなった感が御座いますなー。とにかく、自分に都合が良いようにと、誰しもそれぞれが思う事は、致し方ない事でしょうが、これがあまりにも強くなると、人間関係が軋(きし)むことになるようですな。
特に、金銭関係のことが絡み合って利己剥き出しとなると、なかなか露骨な主張が戦わされることになる場合がありますな。
更に、好き嫌いの激しい個性の人だったりすると、加えて、人を憎む性癖の人だったりすると、これはただでは、済まなくなってしまいますよ。
メディアを賑ぎあわせる事件では、どうもこれらのヤヤコしい要素が絡み合っている場合が多いようですな。
トントン ゴリゴリ。
金銭関係の縺れの事件は、実に、多いですなー。
誰しも、損はしたくありませんよ。できれば、得をする方が良いに決まってますなー。しかし、程度と言うものがありますよね。
金の貸し借りが原因で、殺人まで犯してしまう事件が、後を断ちませんな。昔から、金の切れ目が、縁の切れ目と言われて来ましたが、これが、命の切れ目となっては、たまりませんよ。いくら、利己にはしったとしても、他人の命に手をかけてはいけません。
直接、命を狙う分けではありませんが、他人をダマクラカシて、金品を巻き上げるのが、このところズーッとはやっていますなー。サギですね。白くても白鳥ではありません。サギなのですよ。騙されてはいけませんよ。
ペテン師が後を断ちませんな。手を変え、品を変えて、様々なやり口でやってきますなー。ペテン師も、ペを隠せば、天使になるのですよ。ちょっとした工夫で、えらい違いですわ。ころっと、騙されたりして。
詐欺罪と言うのが、わりあい軽いのですかね。後を絶ちませんな。
トントン ゴリゴリ。
サギか、サギに当たらないのか、紛らわしいのもまかり通っていますなー。
誰とは申しませんが、時々、なんか名前を書いた看板を掲げて、大声で名前を連呼して、走っている車を見かけますよ。
人の多く集まる所では、車を止めて、ヤネによじ上って、所詮できそうも無い事を、偉そうな事を沢山並べ立てて、喚いたりしてますよね。
当選した後は、大声を張り上げて言っていた事など、けろっと忘れたかのごとく、自己のご都合でアッチへ走り、コッチへ走り、している方がおりますよね。
あれは、自分が掲げた公約などの実現化に行動しなくとも、サギにはならないのですかね。そもそも出来ないことを大声でどなっていただけで、聞く方も誰もそんな事出来ると思っていないので、騙し、騙された関係が、成立しないのですかね。
公約違反で、逮捕された先生は、聞いた事御座いませんからなー。
この手の先生は、ご都合主義の大家のようですなー。
トントン ゴリゴリ。
このご都合主義に、いつもご一緒しているのが、無責任と言う三文字のようですなー。
ご都合主義の 方は、責任をとるのが大嫌いのようですなー。その時、その時の思い付きや、感情で自己に都合の良いことを、よくおっしゃられる方をお見受けいたしますが、 小生の乏しい経験ではありますが、都合の良いことをおっしゃる方で、そのことについての責任問題が持ち上がった場合に、ちゃんと責任をとると言う方は、実 に僅かな気がしますね。統計をとった分けではありませんが。
責任問題が持ち上がると、途端に、持ち前のご都合主義で、さっさと責任逃れに専念する、と言う特徴があるようですな。
責任逃れの常套手段は、他人のせいにする、と言う方法のようですよ。
あの時に、私があのようにしたのは、誰々さんが、あのように言ったからですよ。あの人が、あのようにしたので、仕方なく、あのようにしたのだよ、なんて、みんな他人のせいにしちゃうのですわ。
とにかく、他人のせいにして、言い逃れるのですよ。
このような視点で、テレビの国会中継を見て見ましょう。答弁に当たる人は、自己の正当化を図るために、とにかく誰かのせいにしますから。なんだか、分けの判らない屁理屈を持ち出したりしてね。
質問されると、自分ではなく、代理の他の人に答弁させて、風向きが悪くなると、答弁した代理人のせいにしたりするのは、何時も見かける情景ですよ。うまい人は、誰のせいかも判らなくしてしまうのですよ。みえみえのウソもつくしね。
その場を、上手く切り抜ければ、それで良いのでしょうな。
こんなん選挙で大騒ぎして、選ぶのですからね。やんなっちゃいますなー。
トントン ゴリゴリ。
もー、目先のことしか考えないご都合主義は、御免被りたいものですなー。
今、旬の話題は、籠池問題の再燃ですなー。消えたのかなー、と思いきや、どっこい種火が残っていたようですなー。
総理のいつものやり方で、取り敢えず、目先の足下の炎をさえ見えなくしておけば、その内、みんな忘れるだろうと、予定していたのでしょうが、何だか、本丸近くで、種火が残っていて、くすぶり出したようですなー。
どのような事態が進んでいるのか、メディアの報道以上のことは、庶民には全然判りませんが、きっと裏方の消防団員は、消化に大変なのでしょうなー。
国税庁長官の任についておられた佐川さんが、今になって、突然辞任して退職したというのですよ。退職の理由は、まとめれば、国会を混乱に陥れてしまった。申し訳ないことをした。と言うことのようですよ。
もしも、ご本人が言うとおり、国会を混乱させて、申し訳なかった、と言うのなら、辞任し、退職する以前に、解任、免職になっていておかしくない事案ですよ。
それが、麻生財務大臣は、しっかりと職務を果たしてくれた。問題は無かったと、記者会見で断言しているのですよ。その上で、辞職を受け入れたと、言うのですよ。訳分かりますか。
分かり易くいえば、落ち度のない者が、自分に落度があったので、悔いており、申し訳ない、と言って、辞職願いを提出して来た。当人に、落ち度は認められないが、辞職は受理した。と言うのですよ。なんのこってす。訳が分からない、ちゅーの。
もっとも、麻生財務大臣の発言は、自分たち(財務省・内閣)にとっては、良くやってくれた。しかし、国民に対しては、国家公務員として、申し訳無いことをしたのだ。よって、辞職届けを受理したのだ。と言うのであれば、大臣の発言の意味は、理解されると思うのですが。このような意味合いなのですかね。
トントン ゴリゴリ。
また、今、最も旬なご都合主義は、北と南とですな。南の風は、なんなのでしょうね。北の風に吹かれたら、たちまち、北風になっちゃうのですかね。南風が北風に乗っかって、アメリカまで飛んで行ったようですなー。相変わらず、気まぐれな風ですな。
米は、どうするのですかねー。
トランプさん、大統領選挙では、ババ抜きに勝利したのでしょうが、今度は、核抜きに勝利をおさめられのですかね。
もっとも、中国・ロシアがどのような手に出てくるのか、目下のところ判りませんが、よもや北と南と米による核抜き談義を、だまって見ている訳はないのでしょうね。
こちら方面の安倍総理のご都合は、何とも、見通しが悪くなってきましたなー。ただただ、北への圧力を強化させれば良いのではないのか、と目の前、足下しか見て来なかった、浅はかさのツケが回ってきたのでは。
お友達の手先になって、目先のご都合で、世界中せこせこと走り回った安倍さんは、とんだババを引いちゃったのかな ? ? ?
どうも、お疲れさまでした。今回も、最も、アホくさい、バカバカしい、クダラないテーマの話に陥ってしまいました。
取り敢えず、ヒマ潰しになったとすれば、好都合でした。
お後がよろしいようで。
またのお越しをお待ち致しております。