《停念堂閑記》107

「停念堂寄席」60

 

「ノホホーンとしてんジャーネーヨ!」

 

本日も、「停念堂閑記」に、ようこそお越し下さいました。

厚く御礼申し上げます。

遠路はるばるかどうかは、存じませんが、本当に、よくいらっしゃいましたね。

遠路はるばるとは申せ、よもや「停念堂閑記」に徒歩でやって来られる御方はいないでしょうな。そんな御方がいらっしゃいましたら、是非是非お会いしたいもので御座いますが。

とにかく、徒歩で来ようが、泳いで来ようが、はたまた車でも、電車でも、新幹線でも、飛行機でも、ロケットでも、何であろうと構いませんが、要するに、いらして頂ければ、大歓迎で御座いますよ。

もっとも、ロケットで来られますとね、駐ロケット場など持ち合わせが御座いませんので、一つご勘弁のほどを。せいぜい、自転車ででも、お願いできれば、幸甚で御座います。

ところで、本当のところは、徒歩でも、ジョギングでも、マラソンでも、泳いでも、自転車でも、車でも、電車でも、新幹線でも、飛行機でも、ロケットでも、はたまたミサイルであろうと、実は、来ることが出来ないのですよ。

あなただけに、こっそりとお教えしますね。たいして、難しくは御座いませんよ。ただね、必要欠くべからざるものがあるのですよ。

それは、パソコンかスマホなのですよ。それでね、GoogleかYahooのサイトから、「otakatsuyaのブログ」を検索すれば、「停念堂閑記」に辿りつけますから。これだけでいいのですよ。一般の交通手段では、永久に辿り着けませんので、どうぞ、ご注意くださいませ。蛇足ながら。

辿り着いてくれさえすれば、大歓迎で御座いますよ。

とは申せ、大歓迎と言いましても、高価な美味しい料理でおもてなしをするわけでも、温泉に入って頂いて、とりあえず冷えたビールをグイーッとやって頂くわけでも、肩をお揉みするわけでも、お好みのスイーツをお楽しみ頂くわけでも、御座いません。

ついでに、お友達と連れ立って、ゴルフにご招待する訳でも御座いません。

粗茶の一杯すら出ませんよ。炉端焼きにだって、行くわけでは御座いませ。ポイントだって付きませんから。

このような点は、まー、一言で申しますと、ケチですわ。いや、ドがついて、ドケチと言うべきですなー。

しかし、公金や裏金を使って、どうのこうのと言う事情は、一切御座いませんので、この点は公明正大で御座いますので、どうぞご安心下さいませ。

 

強いて、幾分カッコ付けて申し上げますと、心の問題とでも言いましょうかね。

おヒマなお方、心を込めて、大歓迎で御座います、と言う次第なのですよ。

まだ明けやらずの暗い内から、パッチリと目が覚めてしまいまして、サー今日一日、どのように過ごすか。と言う難題の下に日々をお過ごしの方々も多くいらっしゃられるのではないでしょうか。これをしなければ、と言う特別なすべき事も無く、何処へ顔を出しても、たいして歓迎されるわけでもなく、しかし、なんとか今日一日を過ごさなくてはならない、と言う御事情のお方、このような同朋の御方々を心より大歓迎するのが、「停念堂閑記」なのですよ。

 

話は、毎度の代わり映えのしない、アホくさい、バカバカしい、クダラないと言う三拍子を兼ね備えた、行き当たりバッタリのアホくさい、バカバカしい、クダラない話で御座います。深刻にならないところが、取り得ですよ。

夜、眠れなくなったりしませんからね。

もー、すぐに忘れちゃっても、なんら問題は御座いませんよ。

 

なんちゅったって、目的がヒマ潰しですからね。

お互いに、持て余しているヒマを、適当に、好い加減に、なんとか、あの手、この手で潰さなくては、ダメなのですよ。大して関係のない余計なことを交えたりしましてね。

しかしですね。これは、これで、ケッコウ手間隙かかるのですよ。

手間隙かからなかったら、ヒマ潰しにならないだろうって、ですか。

至極、ご尤もなご意見で御座います。同感、同感で御座いますよ。

張り切って、手間隙を惜しまず、たっぷり手間隙をかけて、連日のヒマと言う強敵に挑むことに致しましょう。

打倒、閑、ひま、ヒマーッ!

A A O!  エイエイ、オー!

ヒマ潰しとは、申せ、些か次元の低い、掛け声ですなー。

 

 

さて、本日の話は、これ迄に無い、誰もが、一度もお目にかかったことのないような飛びっきりスゴイ話ですよ。どこがスゴイのかちゅーと、どこをどう切っても、阿呆クサイ、トロクサイ、鈍クサイ、けちクサイ、辛気クサイ、キナクサイ、陰気クサイ、素人クサイ、これだけ並べればどれかにひっかかるであろうクサさがプンプンの金太郎飴で、もう、どこをどう切っても、クサイ、クサイ話なのですよ。吸い込んだら最後、脳ミソがグズグズになってしまいますからね。お気をつけ下さいませ。予め、消臭剤のご用意を怠り無く。マスクも。

なんて、言う程の事はまったく御座いません。平凡極まりないムダ話で御座います。

歯を全部抜いて、総入れ歯にしたハナシのような話ばっかりですから。

 

ここの特徴は、前置きが長いと言うことですよ。毎回、殆ど変わりがありませんが。これがいいのですよ。手っ取り早くてね。

これが、毎回違えるとなりますと、これは大変ですよ。それだけで、1日終わっちゃいますからね。こうなると、オオゴトなのですよ。一晩寝たら、昨日の記憶が消えちゃったりするでしょう。そうなったら、また、一から出直しと言うことになるのですよ。こうなると、もはやエンドレスですよ。一晩寝たら、振り出しですからね。前進不可能。

ネ! ウソは言わないでしょう。前置きが長いのですよ。そのかわり、本文はなるべく短くしますから。と言いつつ、ダラダラとやるのが、好きなのですよ。下らないことをダラダラとね。ヒマ潰しのコツ。

再び、ネ! 前置きが長いでしょ。これが特徴なのですよ。

これじゃー、切りが御座いませんな。

 

では、参ります。

 

ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。

毎度、バカバカしい話で、しばしお寛ぎ下さいませ。

エッ! バカバカしい話は、もう言わずとも、とっくに分ってらっしゃるって、ですか。

長い前置きで、すっかり了解しておられる。

そりゃー、まー、そーで御座いましょうね。念には、念を入れで、たっぷりやっておきましたからね。

これで、もし了解されていなかったら、念入りにやった、長い前置きは、いったい何だったのだ、もう一度やらなきゃーならないのか、と言うことになってしまいますからね。それは、さすがに勘弁して下さいよ。

まー、どうしてもと言われるのなら、遣らなくは御座いませんよ。嫌いでは御座いませんので。はい。

もー、いい。

さすがに、そーでしょーね。

 

ところで、急転直下、甚だ突然で御座いますが、ホンダイで御座いますよ。

ホンダイと言っても、本 = ブックを買う為の予算の話では御座いませんよ。

ハナシのね。ハナシと言っても、歯槽膿漏になっちゃったハナシでは御座いませんよ。ハナシ = すなわち、喋くりの中心となることですよ。

所詮、大したことでは御座いませんがね。

そんなことは、言われなくても分っているって、ですか。

今迄、大したことがあったタメシが無いってですか。

よく判ってらっしゃいますな。それなら、話が早いですよ。

 

 

はたまた突然で御座いますが、目下、世間を騒がせている話題が、あるようですな。

何だか分りますか。

そんなこと、判るかって、ですか。

なに、お判りになられない。

違うよ。沢山ありすぎて、どれだか判らないって、ですか。

さすがは、お客様。よく判ってらっしゃいますなー。大正解。

世間を騒がせている事は山積。いくらでもあるようですな。

国内外の難題が、実に、山積ですな。

 

国内問題では、何と言っても、参議院選挙ですかね。

しかし、今回の参院選は、今一つ盛り上がりが御座いませんな。

要するに、コレコレ、コレだよ、と言う論点が、今一つ御座いませんな。

この度の参院選は、政府、与党にとっては、さしたる問題点となる事柄がないのでしょうね。

どっちかと言う、公示直前の今になっても、未だ論点が定まらず、何か盛り上がる論点はないものかと、模索している感じですなー。

何を政策の目玉として掲げるのか、明白になってないご様子で、政党、立候補者は本気でやるつもりがあるのですかね。

公示の直前ですよ。スケジュール的には、参院選があることは、とっくのとーに、判っていたことですよ。

これが、どのような政策を掲げるのか決まっていないようで。

政党も立候補者も、ここまでノンビリしてるとはね。マンネリ化だね。

たまらず、チョコちゃんを出してしまいそうですよ。

ノホホーン、としてんジャーネーヨ!ってね。

 

政府、与党にとって、一つだけチョンボぎみで発生したのが、年金問題

標準的に65歳から年金を貰う事にしたなら、この先約30年程生きるとすれば、およそ2千万円程の蓄えが必要だ、とする平均的老後の生活費に関るモデルケースなるものが、ひょっこりとマスメディアが取り上げたので、一時、政府は火消しに躍起となりましたが、内容が判ってくると、これも、大して政府、与党にとっては、打撃となることはなし。鎮火ぎみですな。

大体は、老後の年金生活には“2千万円の蓄えが必要”と言う部分だけを、大袈裟に取り上げたマスメディアの御祖末と言った感じですなー。

鼻から、国民年金(基礎年金)だけで、老後の年金生活は安心と思っていた人は、殆どいなかったでしょうしな。

厚生年金や共済年金を貰うことが出来る人達だって、老後の生活が年金だけで安泰と思っていた人は、少ないでしょうからね。

誰しも、蓄えは必要と思っていたでしょうからね。

タンス預金ですだよ。タンス預金。

モデルケースと言ったって、ですなー。それぞれの居住地域、資産、生活の仕方等々、各自同じでは御座いませんよ。みんな違うのですから。

そこに、このモデルケースで2千万円蓄えて、せっせと株に、投資信託になどと投資に励みましょう。なんて言われたってねー。

そんなモデルどーりの老後を送れる人がいますかってんですよ。

証券会社の勧めに載っけられて、気がつきゃ−、元手がたったこんだけになっちゃってる、と証券会社に文句を着けてみても、投資は自己責任でと、最初に言ってあるでしょー、ちゃんと説明済みの判子も押してもらってますよ、なんて相手になってもらえませんからね。

大体、日本では、一般に投資に手出しする人は少ないでしょー。

素人が下手に手出しすると、大やけどするくらいにしか思っておりませんよ。

それが、停年を迎えるまで、全然手出ししたことのない人に、突然退職金で株を、投資信託の商品を買いなさい、なんて言ったってね、手出しの仕様がないからねー。

証券会社だって、日本中どこにでもあるわけではないよ。場所によっては、一日がかりでなきやー、証券会社に辿り着けない方々もいるのですよ。

ネットでやればって、かい。

あなたね。ネットで投資を思うようにできるようになるには、何年かかると思ってんです。一つキーを押し間違えただけで、スッテンテンのパーになっちゃうことだって、あるんですよ。儲ける以前に、元手がなくなっちゃったりして。

リスクも大きいのですよ。

トランプさんの気まぐれ突然のツイートで、株が急落。アアアー、と言う間に、大損害警報が発せられる前に、ノックアウトくらっちゃいますよー、てんですよ。

投資なんて、口で言う程に、簡単では御座いませんちゅーの。損失を政府が補填してくれればね。そんなモデルを作って御覧なさいっちゅーの。

チョコちゃんに、登場してもらうよりないね。

 

ノホホーン、としてんジャーネーヨ!

 

まー、ボヤキは絶えませんがね。

「老後の年金生活には“2千万円の蓄えが必要”」の話題も、もー、マスメディアは飽きて取り上げなくなり、あえなく鎮火の状況で、野党の間抜けの対応も、政府・与党に大して打撃ともならず、効果なし。参議院選挙には、この点については、ほとんど影響も無い見通しとなったのでしょうな。

実に、気合いの入らない参院選ですなー。

本来、参議院の存在なんてね。大して・・・だからね・・・。

 

他にも、話のネタは、幾つも御座いますよ。

 

たとえば、少子高齢化の問題と言うのが御座いますそうで。

子供が少なくなっちゃって、代わりにジジ・ババ、あっ、失敬、失敬、御免なさいね。ご老人ですよ。お御老人樣。

とにかく、ご老人がいっぱい増えちゃったのですよ。後期高齢者のレッテルを張られた当のジジーが、このように申しているのですから、間違い御座いませんよ。

そんなこと改めて指摘されなくても、分りますわなー。周囲をぐるっと見回すと、殆どジジ・ババ、あっ、またまた御免なさいね。お年をお召しになられたご老人、お御老人樣ばっかし。

しかし、まー、良く増えましたなー。お見事!

これには、これなりの理由が御座いますのよ。

戦後、負けちゃったとは言え、戦争のない平和な時期が訪れたのですよ。

戦死なされた御方々には、何ともおかけする言葉も御座いませんが、戦地からお帰りになられた方々は、漸く家庭生活を取り戻すことができる様になったのですよ。

それで、苦しいながらも、家族の立て直しが、始められたのですなー。

その結果、終戦から2年後、1947年から1949年にかけて、実に沢山の赤ちゃんが生まれましたな。

第一次ベビーブームと呼ばれる時期を迎えましたな。この3年間に、合計すると凡そ800万人程の出生があった、と言うことですよ。

ウソ800では御座いませんよ。本当の、本当の800万人に近い出生があったのですよ。

1949年の出生数は、なんと270万人に迫ったそうですよ。

みんな寝るのを惜しんで、ガンバッタね。

今となっては、本当に、夢のような時期でしたな。

終戦から4、5年後、ちょうどアタシャー、小学校に入学した頃でしたね。

私の育った地域には、まだ電気が来ていませんでしたよ。ガス、水道なども勿論引かれておりません。

だから、電話も洗濯機もテレビも存在すら知りませんでしたよ。

それでも、皆んな当り前に、普通に生活してましたね。

物不足はひどかったですがね。食べ物、着る者、とにかく何でも不足、不足でしたなー。

交通だって、当時国鉄の最寄り駅までは、ちょうど1里、4キロでしたね。バスは通っておりませんでしたので、もっぱら徒歩ですわ。

冬は雪が降ってね。除雪車なんぞ来る分けも無く、積もった雪をケチらして、学校まで3キロを毎日往復しましたね。

夕飯の時などは、もー、草臥れちゃって、ご飯食べながら、居眠りしてましたからね。みそ汁ひっくり返したりしてね。

大体は、体力勝負の生活だったようですなー。

 

この頃ご近所では、彼方此方で、赤ちゃんが産まれた、赤ちゃんが産まれたと、賑やかでしたね。

戦後まだまだ経済的には、ドン底の状態だったわけ、スーパーマーケットも,コンビにも無く、今からみると、万事生活は不便だったし、家計はどこも極めて苦しい時期でしたが、皆んな頑張って子育てしていましたね。

戦後のドン底を脱出するには、次世代に期待するより無かったのでしょうな。

どんな貧乏な家だって、車も、テレビも、冷蔵庫も、パソコンも、スマホも何にもなかったけれど、子供はいたね。鼻っ垂れで、ヘソ出してね。

どこの親御さんも、子供とじゃれ合っていることが、何よりの楽しみだったのでしぅな。

 

この第一次ベビーブームの期間に生まれた世代は、団塊の世代と呼ばれておりましてね。誰でも知ってますよね。

現在、これがまとまって70歳を超える年頃を迎えまして、高齢化の代表的存在となっている、と言うわけですな。企業戦士などと称されて、日本の経済発展に寄与しましたなー。

それが、今では国難の元と言われてますよ。

 

次に、1971年から1974年までは、出生数が200万人を超えているのですな。ようするにね。第一次ベービーブームに産まれた人達が、25歳を過ぎる年頃を迎えましてね。当然の結果でしょうかね。沢山子供をつくってくれた、と言うことなのでしょうな。

こうして、第二次ベビーブーム到来ですな。

1973年の出生数は、209万を超えたそうですよ。

 

この法則に従えば、第二次ベビーブームに産まれた人達が、たとえば25歳になるのは、1998年からと言う事になりますな。大雑把に言って、2000年頃には、また、出生数が伸びるはずだったのですよ。

それが、どっこいそうは行かなかったのですなー。

1993年ころから、出生数はずーっと下がり気味となりまして、じり貧の現在に至っている状況ですなー。

2017年には、出生数がなんと95万人に及ばない状況に落ち込んじゃったそうですから、少子化も極限に迫った感じが、しますなー。

 

早い話が、子供をつくることに関る意識や環境に、ただならぬ変化が生じたのでしょうな。

どこに基本的な問題があったのですかねー。

経済状態は、終戦当時と比べると、もの凄く良くなったはずですなー。

しかし、諸事生活レベルが向上してきて、まずは、洗濯機、テレビを欲しがった時期が御座いましたな。

次いで、マイカーも欲しくなりましたよ。

さらに、家も、戸建て、マンションも欲しくなりましたよ。

さらに、さらに、海外旅行もしたいものですよ。

と、それぞれに合わせた生活をしようとすると、日々の生活は、相変わらず楽ではなく、せっせと子づくりに励むまでには、至らなかったのですかねー。

また、一方では、経済的に余裕が出て来ると、仕事に対する意識も、随分変わってきましたなー。

フリーターなんていうのが、出現しましたな。

特定の職業に着かなくとも、生活できる。自分好みのアルバイト的な労働で、食って行くのに支障はない、とする人々が現れましたな。

金が必要になると、好きなアルバイトをしましてね。当面の必要経費を稼ぐと、仕事はせず、好きな事をして過ごすと言う生活スタイルですな。

特定の仕事にとらわれない、気楽な生活スタイルですよ。

しかし、定職についていないので、生活の安定感は、薄かったのでしょうな。

いきおい、結婚なんて言うのは、遠のきますわな。当然の結果として、子供の出生数も少なくなりますわな。

経済も何時もいつも、好調とは限りませんよ。金の必要な時だけ、稼げば良いと言う、好都合が続くことにはならなかったわけですな。

それで、40歳にもなると、就職が思うように出来なくなる事情がやって来て、結局は、定職につけず、低賃金のイヤイヤながらのバイトで食いつながなくてはならないハメに陥っちゃったりしましてね。

結婚し、家庭を持って、子づくりなんて、ほど遠い状態になったりした人も、少なくないのでは。

 

女性の意識も随分変わりましたな。

結婚して、家庭に閉じこり勝ちな生活は、つまらなく感じたでしょうな。

旦那は、俺が稼いで食わせてやっているのだ、と言うデカイ顔をしている場合が、多く見られたのではないのかなー。

だったら、いっそのこと、結婚はチョット考えるか。

働けば、それなりに楽しいこともあり、収入もあるわ。

結婚して、家庭に閉じこもって、旦那にデカイ顔されて過ごすより、よっぽどいいや。と言うことにもなりますよ。

政府も女性の社会での活躍にテコ入れしましたし。十分ではないでしょうが、少しばかりの優遇策をちらつかせたりして。

 

そんなこんなで、家庭に閉じこもらず、外に出て働く女性が増加しましたな。

それが、少子化に繋がったのかと言うと、どうでしょうかね。影響なかったと言えないかもしけないけれど。

仕事をしながら結婚して、子供をもうける女性も、多数おりますよ。

しかし、仕事と子育ての両立は、なかなか大変ですよ。それでも、頑張っている女性は沢山いますよ。

妊娠、出産、育児、実に大変ですぜー。

男だったら、まずは、ダメだね。

妊娠、出産は逆立ちしても、でんぐり返しをしても、出来ませんから。男には。

せいぜい、イクメンになるよりないね。

しかし、イクメンも大丈夫なのかねー。これは親側の都合だからね。赤ちゃんにとって、イクメンは歓迎なのかなー。ひょっとしてヤバいかもよ。

パパにダッコされると泣き叫ぶ子が、ママにダッコされると、途端にニコニコしちゃう場合が多いようだから。イクメンもつらいよ。

 

そんな折がら、少子化が労働力不足の原因だ。

高齢者に支給すべき年金が不足となる。

ますます少子化が進み、労働人口が減少すると、高齢者に支給する年金を支える年齢層も不足する。年金制度がもたない。

これは困る。

この状況において、時々、出現しますなー。たちどころに、返り討ちにあうのに、懲りませんな−。

女性は、子供をもっと産め、と無茶を言う代議士。

何とも能天気な代議士先生ですな。たちまち、セクハラで返り討ちになってますが。懲りないね。全く。

年金を支える若者が減少しちゃうから、さー、子供を産め、と言われて、女性が、ハイ、産みましょー。となるとお思いですかちゅーの。

産もうと思っていた人だって、止めたくなっちゃうよ。

大体ね。いくら女性の社会進出が進み、大活躍の女性も現れ、女性の能力が賞賛されても、女性ひとりで子供を産めますかっちゅーの。

女性だけでは、子供を産めませんよ。無理だよ。完全に。

コレばかりは、男女協力し合わないとね。

それを、一方的に、上から目線で、女性だけに、沢山子供産め、なんて言ったって。所詮、無理なものは無理。出来まへん。

無茶言っては、いけませんよ。

そんなこと言うアンタは、何人子供産んだの。

男のアンタが、子供産めるものなら、産んでみせてよ。

さー、産めよって、迫られますよ。

 

仕様が無いから、男性にも頼んでみたら−。

子供つくって、イクメンやれよ。養育のために、せっせと働け、と。

男性にも、ソッポ向かれたりしてね。

 

はたまた、最後の手段として、国会議事堂の前に、男性代議士さんが勢揃いして、カメラに向かって、せーので、最敬礼して、うったえてみては。

頼む。赤ちゃん産んで、と。

 

ヒョトして・・・。

・・・しないね。キット。もはやダメだね。

 

こうなっては、やっぱり、チョコちゃんの登場ですな。

ノホホーン、としてんジャーネーヨ!

 

以前の国政選挙の時に、「少子高齢化問題と北朝鮮問題は、国難だ。」と言うスローガンを掲げて臨み、結果、大勝して、現在の政権が続いますな。

国民有権者の多数は、ご尤もと、支持したのですな。

少子化国難、高齢者の増加は国難、と言われて、賛成者が多数いたと言う結果ですな。

高齢化は、前に言ったように、第一次ベビーブーム、第二次ベビーブームなんて言われることがありまして、それが今、順調に歳を重ねた、その結果。

さらに、歴代政府は、医療に沢山の税金を注ぎ込みまして、結果、ガンなど早期発見で、治らない病気ではなくなりましたな。

ガンだけでは御座いませんよ。病気全般、食料、栄養全般の向上に尽力しましたな。コレも長生き、高齢化に寄与しているのでは。

さんざ税金を注ぎ込んで、長生きさせておいて、その挙げ句は、高齢化は国難と言って憚らない政府が出現しているのだから、どうしたものかね。

 

少子化も、まえに言った通り、国難、すなわち、易しく言えば、国にとって、甚だ迷惑な困ったことだ、と言うわけですな。

産まれて来る子供が少なくなると、良いこともありますよ。

要するに、人口が減少するということだね。

人口が減少すれば、まず、食料の必要量も少なくて済むようになりますよ。

電車だって、混雑しなくなりますよ。何時も、座って通学、通勤、行楽などなど、随分楽になりますよ。

子育てだって、子供が少ないと、万事経費が削減できますよ。

保育所だって、増設しなくても、好きなところに入れますよ。

受験だって、競争率がぐっと下がり、希望の学校に入り易くなりますよ。

就職だって、好きな会社に入り易くなりますよ。

なんたって、将来、老人が減少しますしね。

年金問題だって、心配いらなくなりますよ。

結構ずくめでは御座いませんか。

 

てな、分けに行くかねー。

きっと、チョコちんに、叱られるよ。

ノホホーン、としてんジャーネーヨ!

ダラダラと、くだんネーコこと、喋くってんジャーネーヨ!

ってね。

 

これでも、こっちとら、素直なジジーですからね。

止めろと言われても、何時迄も議員の椅子にしがみつく人とは違いまっせ。

スパーッと止めます。

 

どうもお疲れ様でした。

ヒマ潰しになりましたでしょうか。

 

またのお越しをお待ち申し上げます。

 

お後がよろしいようで