《停念堂閑記》92

「日比憐休独偏記」27

 

「嗚呼! 消費税・・・」

 

本日も、「停念堂閑記」に、ようこそお出で下さいました。

厚く御礼申し上げます。

遠路はるばるかどうかは、存じませんが、本当に、よくいらっしゃいましたね。大歓迎で御座いますよ。

と申しましても、高価な美味しい料理でおもてなしをするわけでも、温泉に入って、冷えたビールをグイーッとやって頂くわけでも、肩をお揉みするわけでも、お好みのスイーツをお楽しみ頂くわけでも、御座いません。

序でに、お友達と連れ立って、ゴルフにご招待する訳でも御座いません。

粗茶の一杯すら出ませんよ。ポイントだって付きませんから。

このような点は、まー、一言で申しますと、ケチですわ。いや、ドがついて、ドケチと言うべきですなー。

しかし、公金や裏金を使って、どうのこうのと言う事情は、一切御座いませんので、この点は公明正大で御座いますので、ご安心下さいませ。

強いて、幾分カッコ付けて申し上げますと、心の問題とでも言いましょうかね。

おヒマなお方、心を込めて、大歓迎で御座います、と言う次第なのですよ。

話は、毎度の代わり映えのしない、アホくさい、バカバカしい、クダラないと言う三拍子を兼ね備えた、行き当たりバッタリのアホくさい、バカバカしい、クダラない話で御座います。深刻にならないところが、取り得ですよ。

夜、寝られなくなったりしませんからね。

もー、すぐに忘れちゃっても、なんら問題は御座いませんよ。

なんちゅったって、目的がヒマ潰しですからね。

お互いに、持て余しているヒマを、適当に、好い加減に、なんとか、あの手、この手で潰さなくては、ダメなのですよ。大して関係のない余計なことを交えたりしましてね。

しかしですね。これは、これで、ケッコウ手間隙かかるのですよ。

手間隙かからなかったら、ヒマ潰しにならないだろうって、ですか。

至極、ご尤もなご意見で御座います。同感・同感で御座いますよ。

張り切って、手間隙を惜しまず、たっぷり手間隙をかけて、連日のヒマと言う強敵に挑むことに致しましょう。

視点は、小言幸兵衛で参りますよ。もー、愚痴ばっかし。

さー、ご一緒にストレス解消に励みましょう。

 

さて、本日のヒマ潰しは、消費税についてですよ。

小言幸兵衛で参りますよ。

以前、異変が起きて、嘗ての民主党政権が転がり込んだことが御座いましたね。

この際に、総理大臣を多産しようとしたのですかね。めったに無い機会でしたからねー。鳩山、管そして野田と、ちょっとの間に、3人もの総理をつくり出しましたよね。代を重ねはしましたが、どれも、凄まじく酷かったですねー。

この3代目の野田さんとおっしゃる方が、今回取り上げる消費税と言うテーマに関して、小言を喰らう張本人ですね。

この方、どんな方なのでしょうかね。松下塾で修行された、一人とか。

総理の座についた時に、“どじょう”のような存在でありたい、などと意味不明のことを言い放っていましたよね。

そもそも“どじょう”なんて言うものは、具合が悪くなると、泥の中に潜り込んで身を隠して、じっとしている存在で、ほとぼりが覚めると、密かに姿を現し、再び餌を漁ると言う行動の持ち主ですよ。このような政治家になりたいと言うのですから、まさに当世風の典型的な政治家と称されるべき人なのでしょかね。

後、蓮坊氏が党首となった時、野田氏がたしか幹事長となったように記憶していますが、この時に、ハスの花 = 蓮華を咲かせるためと言う事なのでしょうかね。泥中の蓮根のような存在になりたい、と言うようなことを口走っていたように記憶していますが。この方、よほど泥中に潜る存在が好きのようですね。

総理の時に、泥中からひょっこり姿を現して、いきなりやったのが、消費税率を思い切って引き上げると言うことでしたよ。

民主党は、選挙公約、当時民主党お得意のマニフェクトで、税金はあげないと、言い切って票集めをしたのですよ。この公約をチャラと裏切り、消費税5%のところを当面8%に、すぐ後に10%に引き上げることにしたのですよ。

国民は、見事にペテンに引っ掛かったと言うか、詐欺師にやられちゃったと言うか、コロリと騙されましたね。

普通は、人を騙すと、警察に捕まりますよ。

これが、国会議員と称される人々は、いくらウソをついても、捕まらないのですから、不思議ですねー。

このような政治家?の出現は、まさに、代表民主制の限界をまざまざと、見せしめるもので、もはや日本における代表民主制は、なんら機能しないものになってしまっていることを、実感しない訳には行きませんなー。

大騒ぎをして、選挙などしてみたとて、選ばれた国会議員と称される人が、なんら国民の代表としての機能を持たないのですから、もはや何をか言わんやと言う状況に陥ってしまった状況が到来してしまった感がしますよ。

次の選挙では、国民の仕返しに遭って、民主党は見事無惨な負けっぷりでした。が、しかし、これが野党不在の幕開けになりましたね。この後の野党は、惨めな存在となりましたよ。

自民党の一人舞台が出現しました。これがまた、国民の不幸を助長させる結果となりましたね。国民の多くが、このような選択をした結果ですから、致し方なしなのでしょうが・・・・・・。嗚呼!

とにかく、国会自民党政府の独壇場となり、野党は小規模な分裂をくり返すのみの存在と化し、時々、総理のスキャンダラスな話題を拾い上げて、自民党政府の足を引っ張ろうと、試みはするものの、空しい結果をくり返すだけ、と言う状況となってしまった現状では御座いますまいか。

国民は、自民党政府のやり方に満足をしている訳では無いのでしょうが、自民党に代わる、はたまた代わるまでは出来ないながら、接戦に持ち込めるような力のある野党が存在しないために、いくら選挙をくり返しても、現状が維持されるだけの、なんとも物悲しい代表民主制の日本と成り下がったと言う訳でしょうな。

と言うような状況では無かろうかと言う観測もあるようですが、このような状況でこれ幸いと続いているのが安倍政権と言う事なのでしょうね。

自民党竹下内閣の1988年12月に、消費税法が成立し、翌年4月から3%の消費税が施行されましたね。

その後、村山内閣の時、1994年11月に消費税率を3%から4%に引き上げ、さらに地方消費税1%を加える税制改革関連法が成立しましたよ。

翌年4月橋本内閣の時、消費税率が5%に引き上げられ、その後、野田内閣の時、2012年8月消費税率を2014年に8%、翌15年に10%に引き上げる法案を成立させましたね。

これを受けて、安倍内閣は、2014年4月から消費税率を8%に引き上げましたが、同年11月に、2015年10月の10%への引き上げを1年半延期する事を決めましたな。さらに、2016年6月に、2017年4月からの税率引き上げを2019年10月迄2年半延期することにしましたね。

そして、2018年10月に、2019年10月に税率を10%に引き上げる方針を表明し、加えて、軽減税率を導入し、食品(外食・酒類を除く)は現行の8%の税率を維持することを表明し、現在に至っていますよ。

ここで、非常に不快を感じるのは、安倍政権における二度の税率引上げの延期と、10%への引上げと抱合わせで出して来た軽減税率についてですよ。

まず、公言した10%への引上げの約束を二度にわたって延期したのが、不純に感じられると言うことです。

そもそも消費税率の引上げの目的は、まずは、この事による増税分で、社会福祉を充実させるのだと、安倍内閣は公言し、国民と約束を取り交わした筈です。この社会福祉の改善が何ら進展していない状況で、10%への引上げを二度も先延ばししたのです。

社会福祉改善のための財源が消費税の引上げを行わなくとも目鼻がついたので、取り敢えず、10%への引上げを先延ばししたい、と言う事情であるのならば、それはそれで納得が行く訳ですが、社会福祉改善は何ら進展を見せていない状況において、その財源として必要な消費税の引上げを何故延期するのか、と言う事です。

判り易い構図ですね。社会福祉改善は先に延ばす、その財源たる消費税の引き上げも先延ばしする。

要は、社会福祉改善は、当面やらない、と言うことですな。8%に引き上げたくせに。

なんじゃコレ、ですなー。

事情は明白ですよ。ここで、消費税を引き上げては、来る次回の国政選挙で、政府与党の得票に悪影響がでるのでは、これでは塩梅良くないなー、と言う心配をしているのですよ。

要するに、党利党略私利私欲の選挙対策に、耳触りの良い、税率引き上げ延期を使った、と言う事だけなのですよ。

選挙前には、与党は必ずと言って良いほど、庶民に耳触りの良い言葉を投げ掛けますなー。突然、バラマキ政策をとりだしますなー。

このような国会議員と称されている人々の手法は、とーに判っていながら、消費税率の引上げが若干先に延ばされたと喜ぶのが、庶民のイジマシイところと言うべきでしょかね。福祉政策の改善も先延ばしになったのですよ。

与党のこの耳触りの良い言葉に、ついつい引っ張られて、国政選挙の際に、消費税率の引上げ延期を叫んでいる候補者の名前をついつい書いて仕舞い勝ちなのではないのでしょうか。

今回は、さすがに、10%引き上げの延期を言い出すことは、できなかったのでしょうな。3回続けてはねー。いくらウソをつく事には慣れている政府とは言え、オオカミ少年になる事だけは、避けたかったのでしょうね。信用下向の傾向が、もはや手の着けられない状況となる事は、さすがに言い出せない状況なのでしょうね。

そこで、代わって、軽減税率なるものを持ち出してきましたなー。姑息な手を考え出したようですなー。

言うまでもなく、消費税10%を全商品に対して、まるまる引き上げると言うのではなく、売買される品物によって、8%の税率をそのまま据え置くと言う事のようですな。

また別に、買物に際して、ポイントなるものを付けて、そのポイントを後日、買物の時に利用できるようにする、とか言うことのようですな。ポイントによるオマケを付けようと言うのでしょうが、それに関る経費を誰が負担するのでしょうかね。

ポイント運用の詳細については、まだ決まっていないようですが、果たして、小規模商店の集客・売上げ向上に繋がるのでしょうかね。

大きな規模の企業にとっては、ポイントの付与によって集客・売上げ向上の効果があるのかも知れませんが、小規模なお店屋さんで、ポイントを付けるからと言ったところで、どれほどの効果が期待されるのでしょうかね。

ポイントを付ける営業を始めるには、それなりの設備と手間隙を要しますが、小さなお店屋さんにとっては、煩わしい事ではないのでしょうかね。このような設備の経費は、各小規模店の負担に押しつけてしまうのですかね。

また、その設備に際して、お得意のバラマキで、国から補助金支給するなどと言い出すのではないでしょうね。金満家のお国さんが、存在しているとお思いなのですかね。早い話が、国民にツケが回って来るだけではございませんか。

基本は、社会福祉改善の財源を確保するために、消費税を引き上げると言うことのようですが、何故かその方向とは逆行する軽減税率を導入すると言うのですよ。社会福祉改善のための財源確保に、消費税を上げるのか、上げないのか、と言う基礎のところが、うやむやにされているのですよ。

片方で上げて、財源を多くするための政策を進め、一方で、それに逆の対策を並行させようと言うのだから、実に、国民を小馬鹿にしたことをやろうと言うのですよ。

なんの為に、と言うと、バラマキで、消費税率引上げから国民の目を反らそうと言う企みです。何時もの例で、選挙前に消費税の引上げを行ったら、得票に響く、だから国民には耳触りの良い事を聞かせなくてはならない。そのために、軽減税率の導入と言うことを言い出したことは、明白です。国民は、この手の耳触りの良い話は、嫌いではありませんなー。と言うか大好きですなー。

てな訳で、また、政府与党は、消費税に拘わる事柄を利用して、党利党略をやろうとしている事は、明々白々ですなー。

結局は、国民はこれに載っけられて、選挙の時には、またまた誰とかさんの名前を書く事になるわけですよ。

この軽減税率と言うのが、どのような制度に落ち着くのかはまだ判りませんが、

なかなか楽しめる内容が含まれているようですよ。

例えば、スーパーでオニギリを購入する場合、店内で食べる場合は、10%の消費税が掛かるのだそうです。

ところが、これをスーパーの店内で食べずに、持ち帰る場合の税率は、8%で良い、と言う事らしいのです。

サー、一個100円のオニギリを買う事に致しましょう。

オニギリ1個を籠に入れて、レジにやってきましたよ。

レジ係のパートのお姉さんから、お持ち帰りですか、店内で食べるのですか、といちいち尋ねられますよ。

勿論、税率の低い8%で、持ち帰りますよ。といきますわなー。

持帰りオニギリ1個、定価100円也。消費税8円也。都合108円をレジで清算しましたよ。

このことによって、オニギリは、買った人の物となりましたよ。

人間なんざー、言っちゃなんですが、直に気変わりするところがありますよ。誰しも心当りあるでしょー。あの時は、そー思ったのよ。ウソではないよ。なんてね。

持ち帰るつもりで、消費税8%で買ったオニギリ。これがさ、これが支払いを済ませて、自分の物になったら、突然、食いたくなっちゃう場合があるのですよ。腹減ったー。もー我慢できねー。てんで、店内でパクリとやっちゃったのですよ。

さー、この事態が、どう展開するかで、テレビのワイドショーは、三、四日こうした事態の話題で、盛り上がっていましたよ。

その筋の専門家と称される方をお招きして、あれこれ詮索してましたなー。

このような事態に直面すると、店内で食べちゃったのだから、10%の消費税を払わないのはおかしい。レジに戻って10%にして、清算し直して貰わなければならないのか、などと思い勝ちの方が多いのですかね。

この話題で、三、四日もたせたワイドショーはスゴイですね。

いちいち清算し直さなければならない、なんて言うバカバカしい事は御座いませんよ。

一度、正規の清算を済ませているのだから、この売買は、ここで完了しているのですよ。

このオニギリは、購入者の所有となりました。

代価と消費税を支払って、自分の物にしたオニギリですよ。後は、どこで食べようと大きなお世話と言うものですよ。

ところが、清算の時に、持帰りの場合は8%、店内飲食の場合は10%と言う、シバリが行われていたら、どうなります。

支払い時における課税方法については判りますが、ここで8%の税率で買ったオニギリを、同店舗内で食べてはいけない、と言う論理が国家の法として導入出来得るのですかね。お店屋さんが、店内の飲食を規制するのは有りでしょうが、国家権力が、8%で買ったオニギリを店内で食べては行けないと、そこまで入り込めるのでしょうか?

要するに、個人所有のオニギリの食べる場所まで、国の法律で規制できるのか、ちゅーことですよ。

建物の所有者が、その建物の中で飲食を規制する事は可能でしょうが、国家が個人所有のオニギリを食べる場所についてまで踏み込んだ法律を作れるのか、ちゅう疑問ですよ。

例えばですよ。屁理屈ですよ。例えば、決めごとが大好きな一家が御座いましてね。食事の前にお菓子を食べてはダメよ。と言う決めごとを作っていたとしますよ。

ところが、5歳のタケちゃんが、この掟を破って、食前にケーキをパクリとやっちゃったのですよ。

この事態に及んで、国家権力が発動されて、家法に違反したケンちゃんを犯罪者として捕らえ、少年院、幼児院?に送ることができるのか。ちゅーことですよ。

国の決まりとして、持帰りのオニギリには消費税8%を課する。店内で食するオニギリには消費税10%を課する、とする法律を作ることは可能でしょう。

しかし、8%で買ったオニギリを店内で食べてはいけない、と言う法律を作れるのか、と言う話ですよ。

店内で飲食してはならないとする営業をしていたお店屋さんが、消費税8%オニギリを、店内でぱくついちゃった人を見つけた時に、これは当店の取決めに違反しているとして110番したら、ピーポー、ビーポーと、お巡りさんが飛んで来るか。ちゅー話ですよ。

このような事を前提として、消費税8%、10%の区別をして、営業せよ。なんと言うことが決められたら・・・・・。

もし、事ここに及んだとしたならば、基本的人権を保証している憲法が、涙を流して、笑っちゃいはしませんか? ちゅうことですよ。

ダメ押しっす。

さてさて、買ったばかりの消費税8%のタラコオニギリを、店内でパクツイタお兄ちゃんがいたら、その運命は、果たしてどうなるのでしょうか。

このお兄ちゃん、何とも不運だったのですよ。レジで、このお兄ちゃんの後ろに並んでいたのが、誰もが知っている並外れた正義漢だったのですよ。

コトの展開を見ていたこの正義漢は、なんと、これは違法だと、直ちに110番しちゃったのですよ。

ピーポー、ピーポーとパトカーでお巡りさんが現場に駆けつけることになりますわなー。警視庁も多忙になりますよ。きっと。

現場には、8%タラコオニギリを咥えたお兄ちゃんが、正義漢に取り押さえられて、半噛みのオニギリを飲み込めず、ノドに閊えさせて、目を白黒させているではないですか。

ビックリしたのは、お巡りさん。このケースは初めてだぞ。どうしたもんだ。

しかし、職業柄、違法者ありの通報を無視するわけには行かない。違法者を野放しにするわけにはいかないぞ。となるのですよ。

しかし、そこで、お巡りさん、ハット重要な事に気がつきますわなー。

この8%タラコオニギリをノドに閊えさせて、目を白黒させているお兄ちゃんは、どのような違法行為を犯したのか、と言うことですわ。

取り敢えずは、人命救助が先であろう、と言うことで、8%タラコオニギリをノドに閊えさせて目を白黒させているお兄ちゃんの背中をポンポンと叩いたのですわ。

良かったですなー。このハズミで、半噛みオニギリが、ポンと吐き出されたのですよ。

さー、ヤヤッコしくなってしまいましたよ。

はたして、このお兄ちゃんは、オニギリを食べたことになるのか、否か。

食べると言う行為は、ゴックンと飲み込んで食物が胃に到着したことにより、その行為が完了するわけですから、その途中で吐き出してしまった、と言うことは、食べたと言う行為が成立していないのではないのか。

と言うことは、未遂か?

はたまた、取り敢えず、脱税未遂と言うことで処理できるのか?  なんと脱税額¥2也。

また、8%オニギリ店内飲食禁止法違反と言うことになるのか???

これは、消費税法とは別に、こんな法律できていればの話だなー。

立法府のお偉い先生方も、コレまでの事態を予測出来ているのかな???

後で、“想定外”なんて言い出してはいけませんよ。

持帰り8%、店内飲食10%と言う軽減税率を導入すると言うのならば、かなりの混乱を覚悟しなくてはならないようですよ。

なんだか、テレビのワイドショーに、似て来てしまったなー。

またまた、事件発生。例の正義漢からの110番です。

ピーポー、ピーポーとパトカーでお巡りさんが現場に駆けつけることになりますわなー。

現場では、ナントなんと、例のタケちゃんが、口をあんぐりと開けさせられ、例の正義漢が、指を突っ込んでいるでは御座いませんか。

事情は、お母さんの買物に、スーパーにくっついてきた例のタケちゃん

因に、例のと言うのは、このタケちゃん、以前、1円玉を二個拾ったと言って、交番に届けて来たことがあったのですよ。

お巡りさんは、弱ったね。と言うのは、例の正義漢がすぐ近くにいて、この事態をお巡りさんがどう処理するのかと、スマホを構えているのですよ。ヘマすると、SNS炎上しますよ。

仕方なく、通常の対応で行くことになりましたよ。調書の作成です。

「お名前を、教えて下さい。」

丁寧に出ましたよ。総理も事あるごとに、丁寧を連発してますからね。万事、丁寧が肝心なのですよ。

さて、「お名前は?」

タケちゃん だよ。”

「何 タケちゃん ですか?」

タケちゃんは タケちゃん。”

弱ったね、これは。しゃーねーな。拾得者名は、タケちゃん と。

「住所は、どこですか?」

“じゅうしょ って、なーに。”

「住所とは、住んでいるところですよ。」

“住んでいる所 ? 住んでいるところは おうち だよ”

「おうちは、どこですか?」

“向こうだよ”

そーきたか。しょうがねーなー。住所は、向こうの家としておくか。

「お金どこで、拾ったのですか?」

“あっち だよ。”

おっと。あっち、と来なすったか。拾得場所は、あっち、と。

「何時拾ったのですか?」

“さっき だよ。”

拾得時刻は、さっき、と。

やれやれと。こりゃーへんちくりんな調書となっちまったぞ。まいったねー。どうも。

“ネー お巡りさん。お金拾って、落した人が名乗り出なかったら、拾ったひとが貰えるんだよねー。”

「そーですよ。その時には、ハガキで連絡しますからね。受け取りに来てくださいよ。」

2円の受け渡しに、62円のハガキを使うことになるな。税金の無駄遣いだと、国民から苦情が来ねーか。

“お巡りさん。期待してるよ。”

参ったね。こりゃー。

「その時には、連絡しますからね。」

とは言え、住所がね。向こうの家で届くかねー。参ったね。どーも。

“楽しみだねー。お巡りさん。”

てな事を言っているところに、何と、

‘2円落しちゃったのー’と、落とし主のゴンちゃんが現れたのですよ。

お巡りさんは、ほっとしましたね。これで、決着つくな。

まずは、調書だな。

「お名前は?」

‘ゴンちゃん だよ。’

「何 ゴンちゃん ですか?」

‘ゴンちゃんは、ゴンちゃんだよ。’

弱ったね、これは。しゃーねーな。遺失者名は、ゴンちゃん と。

「住所は、どこですか?」

‘じゅうしょ って、なーに。’

「住所とは、住んでいるところですよ。」

‘住んでいる所? 住んでいるところは おうち だよ。’

「おうち どこですか?」

‘向こうだよ。’

そーきたか。しょうがねーなー。住所は、向こうの家としておくか。

「お金どこで、落したのですか?」

‘あっち だよ。’

あっち、と来なすったか。遺失場所は、あっち、と。

「何時落したのですか?」

‘さっき だよ。’

遺失時刻は、さっき、と。

話の内容は一致しているなー。ビッタンコだ。間違いネーな。

「ところで、二人は知合いですか?」

‘知ってるよ。兄弟だもんな。’

おいおい、兄弟かよ。話が合いすぎると思ったよ。まったく。

“あーあー、兄ちゃんが名乗り出ちゃったから、2円貰い損ねちゃった。2円損しちゃったなー。なんとかならないかねー。お巡りさん。”

なんとかと言われてもねー。遺失物を拾って警察へ届けた場合は、拾った額の5~20%以内の謝礼が貰える事になってはいるけどねー。額が、2円だろう。どうにもならねーな。

“ねー、ねー。お巡りさん。大岡政談の三方一両損の話、知ってるー?”

「それっくれーは、知ってますよ。」

“知ってるのなら、話がはえーや。その辺りのヒントで、何とか、なりませんかねー。”

おいおい、妙な言いがかりをつけて来たねー。まったく。仕方がネーな。

「お巡りさんが、2円あげるから、とっとと、けーりな。」

これでは、三方にならねーな。単なる一方、2円損だよ。

タケちゃんとお巡りさんには、先日、このような経緯があったのですよ。

この例のタケちゃんが、目下、例の正義漢に、口に指を突っ込まれて、捉えられているのですよ。

事情は、タケちゃんはお母さんの買物にくっついてきて、おねだりして、大好きなチョコを買って貰ったのですよ。お母さんは、家に帰ってから食べさせるつもりで、8%の消費税で買ったのでした。ところが、我慢出来なかったタケちゃんは、こっそり店内でチョコを一欠片ほうばってしまったのですよ。

例の正義漢が、これを見逃すわけが御座いませんよ。

8%チョコを店内飲食した証拠を無くしてはと、タケちゃんの口に指を突っ込んで、チョコを押さえ、すかさず110番したのですよ。

日本の警察は実に優秀ですねー。すぐさま、ピーポー、ピーポーとやってきましたよ。

さー、ポリスマン。どう対処します。

購入者のお母さんが、8%チョコを店内で食べた訳では御座いませんよ。口にほうばったのは、未成年のタケちゃんです。まだ、飲み込んではいませんよ。

どうなります。

この事件は、チョコの消費税の問題では御座いません。8%で購入した後に発生した8%チョコの店内飲食に関る刑事事件であります。

結論、そもそも軽減税率などと言う姑息な対策を考えた政府によって引き起こされた事件であります。

今度の消費税10%の引き上げによる増収分は、社会福祉に約半分が充てられ、残りの半分は、国の借金の穴埋めに充てられるとか。

早い話が、歴代政府によって形成された莫大な国の借金の当面の穴埋めのために、消費税が引き上げられたのですよ。国民には、社会福祉を改善するから、などと耳触りの良い事を言い聞かせながら、自分等の作った莫大な借金の穴埋めに四苦八苦しているのが、政府の実情のようですなー。

しかし、消費税率を引き上げて、借金の穴埋めにしようとする傍ら、毎年大型予算をどんと組んで、更なる借金を増大させることに余念がないのだから、何をやろーとしているのか、さっぱり見当がつきませんなー。もー、何をか言わんやと言うことにも、疲れましたなー。

大型予算を組んで、あちこちにバラまかないと、選挙の得票が得られないからね。得票獲得のためには、大型予算が欠かせないのでしょうな。その穴埋めのために、結局は、国民に、せっせと税金を支払わせる、と言う事ですわ。

とにかく、このような事をくり返しているのは、国会議員と呼ばれている人々であって、当の国会議員と呼ばれている人を、選挙で選出し続けているのが、国民の大半なのですから、何とも言いようが御座いませんなー。

 

日本は、国民国家だそうですから、言うまでもなく国家運営の主体は、国民ですよね。国家運営には、それ相当の経費が必要であり、国民はそれを負担しなくてはなりませんな。そんな事は、国民誰しも知っていますよね。

とは言え、時に、お国さんと言う大金持ちが存在していて、このお国さんにお願いすれば、必要経費が出て来るのでは、と勘違いしている人が居やしませんか、と思われる節を感じられたりしませんか。

このお国さんと言う存在は、代表民主制ですから、時の政府と言う事情になっちゃうわけですなー。

と言うことで、国家権力を代行する時の政府は、金満家を装って、党利党略のために、国民から掻集めた税金をジャブジャブ遣っていやーしませんか。ちゅーのですよ。

 

基本的には、国税の根本の部分を改革せず、小手先の消費税をはじめ相続税酒税、タバコ税などに代表されるような、いじり易い目先の手っ取り早く取れそうな税をどうのこうのと、小手先の姑息な安易な方法を弄くり回す、と言う手法に明け暮れてはいませんか。国会議員と称されている方々の、第一にしなければならない最も大事な活動は、国家運営の経費をどのようにして確保し、それをどのように使うか、と言うことですよ。

特に、国政選挙の前には、小手先の税制改革をはじめ、バラマキ政策で、票集めに奔走してはいませんか。

耳触りの良いことに、国民は間違いなく惑わされますなー。

基本的には、どう言う事かと言いますと、国民の多くは、惑わされていると言うことは、実感していますよ。又か、と思いながらもね。

しかし、将来を見据えた政策が、きちんと実行されない現実だ、と言うことも実感しているのですよ。

だから、社会福祉の改善のために、財源が必要なことも、実感しているのですよ。そのための増税が、止むを得ないことも実感しているのですよ。

だけれども、増税が実施されれば、社会福祉改善が実施されると言う事は、別問題だと言うことをも、実感しているのですよ。

増税の結果、社会福祉改善が実施されると言う事は、なんの保証もないのですよ。これまで、騙され続けていますからね。

この状況下で、小市民は、軽減税率で、幾分でも家計の支出が少なくなれば、と言う選択をする事となるのですよ。ある意味、仕方の無いことですね。

 

訳の判らない、軽減税率なんて導入するより、そもそも消費税そのものの本質論をキッチリやって、消費税こそ、国家運営の財源として相応しいものである、と言う結論を得てから、消費税を徴収する、と言うことにして貰いたいものですなー。

外国で、消費税的なものをやっていて、それは、日本の現行税率より、余程高いものである、などと言う屁理屈を並べてはいけませんよ。そのような国と、日本国の成立基盤が、全然違うのですから、只只、税率の比べっこをしたのでは、なんの意味もないのですよ。

消費税は、只只、取り易い方法だからに他ならないからでしょう。

基礎となる部分をシッカリと形成して欲しいものです。

ノーベル賞の受賞者が、皆さん、口を揃えて、言っているでしょう。

「基礎が大事なのだ。」と。

国会議員と呼ばれている方々の基礎は、なんちゅったって、「選挙対策ですよ。」でしょうなー。

速報? で御座います。

突然で恐縮で御座います。なにせ、行き当たりバッタリの話なもので、ご容赦くださいませ。

皆さん。「妊婦加算」と言うのをご存知でしたか。

今朝、テレビで取り上げられておりまして、小生も初めて知りました。

概略は、妊婦さんが病院にかかった場合、一般の料金に、「妊婦加算」と称して、料金が加算されると言うのです。

妊婦さんは、眼科にかかろうが、皮膚科にかかろうが、内科にかかろうが、とにかく、いちいち「妊婦加算」と言う名目で、料金を加算されるのだそうです。

妊婦さんを診療する場合は、使ってはならない薬があったり、してはならない手法があったりと、お医者さんにとって、なかなか面倒なことがあるのだそうです。面倒と言う表現が適切か否か心配されますが、兎に角、一般診療より専門的な医療知識や技術が必要となるのだそうです。その引き当てに「妊婦加算」と言うことがなされることになったとか。今年の4月から実施されているとの事です。

“おや!” とお感じにはなられませんか。

政府が、いつも大声を張り上げている少子化対策に照らして、“おや!”では御座いませんか。

妊婦さん、減額と言うのなら、判りますよ。

テレビ局が、厚生省に問い合わせたら、妊婦さんには、他の面で色々と高待遇をしております。と言うような趣旨の回答があったとか。

そして、この加算された料金は、国庫に入るのではかく、病院のものとなるのだそうです。早い話が、お医者さん側の収入となるのです。

こんな制度が、出来ていたとは、お釈迦様でも、ビックリでしょうなー。

制度を作ったのは、言うまでもなく、国民の大多数の方から選出された与党国会議員と呼ばれている先生?たちですよ。

おそらく、医師会からの要望に応えてのことでしょうね。要するに、票集めの選挙対策という視点から考え出されたことでしょうね。

とにかく、政策の方向が定まっておりませんな。目先の利益になる事は、やることが素早いですなー。

 

もはや、代表民主制の限界ですかねー。

ボヤイてみても、他に取って代わる方法が中々ね・・・。

基礎、基本は、やっぱり人作りと言うことなのでしょうなー。

人作りの中心となる方々の奮戦を期待するばかりですなー。

親御さん、教育の場で先生と呼ばれる方々、頼みますよ。

確かな人を選出できる国民を育てなくては、何時までたっても、只只、多額の経費を注ぎ込んで、何回選挙をくり返しても、さっぱり良くはなりませんなー。

 

日本の税制度の詳細など、良くは知りませんなー。

制度の全体像が、今一ハッキリ見えませんな。基本体系が、また、各部門が、どのようになっているのか。また、その現実の収支がどのようになっているのか。

どのような税金が設定されているのか。その現状の収支がどのようになっているのか。詳しくは、知りませんなー。

さらに、国家財政の現状が、どのようになっているのか。判らないことだらけですなー。

池上さんに、判り易く、詳細を解説して貰いましょうか。

分かり切った事を、繰り返し、繰り返し、クドクドと書き並べて、恐縮至極で御座います。

誰に頼まれたのでもなく、好き勝手にやっている事とは言え、小言幸兵衛も、好い加減、疲れますなー。

ともあれ、幾分のヒマ潰しにはなりました。

どうも、お付合い下さいまして、有り難う御座います。

懲りずに、またの機会をお待ち致しております。

 

お後がよろしいようで